稽古の後の書制作
いつも私は稽古の後、
お手本を書き終えた残った墨で
半切に向かい筆を運ぶことが多い。
筆はほぼ唐筆を使う。
それも余り大きな筆は使用しない。
掲載の作品も銘柄は忘れたが
漢壁より少し大きかったように思う。
色んな書家の先生方と話をしていると
筆の弾力をここは生かしたとか・・・
ここは滲みを考えここは擦れをとか・・・。
それも分かるがもっと他に・・・。
と、言いたいが。
私も正直、書の本質はどこにあるのか
篆刻の本質はどこにあるのか、答えは出ない。
ただ、書と篆刻を制作する私にとって
制作過程は違えども本質は同じところに
あるのは確信できる。
答えが分からないから面白いのかも^^
- 2010年03月01日
- 書
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