抽象篆刻
懐かしい作品を紹介しよう。
今から十数年前の恥ずかしい『抽象篆刻』。
制作したのは阪神淡路大震災の後だった。
書斎は一週間手をつける気にならないほど
散乱していた。
その中で傷ついた印材が多くそれを利用し
細かな線を彫ったり・・・。
この当時は、点・線・面を自分なりに考えていた。
画家の先生からはカンジンスキーの「点・線・面」
読まなあかんよ!!!と言われ目を通した。
この度掲載の作品は現在、私の町の淡路市浦にある
東浦文化館・サンシャインホールの1階ロビーに飾ってある。
実は来月7月5日からこのギャラリーで淡味篆會展2010
と一隅会展が合同開催される。
詳細は後日アップしよう。
ウエスティンホテル淡路の2階ギャラリー回廊で
書画・篆刻 南岳杲雲展2010も企画している。
印刀を握って30年になる。
多くある作品群の中から秀作を新たな体裁にして表現した作品
30点程を皆さんに見ていただくことにした。
ブログを見て淡路島まで足を運ぼうと思われる方は
遠慮なくご連絡ください。
- 2010年06月02日
- 篆刻作品
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