墨に遊ぶ子供たち展2011

このたびの　東北関東大地震で被災された方々に

心からお見舞い申し上げます。

私は11日の午前中まで東京にいましたが

今年の「墨に遊ぶ子供たち展」の搬入陳列の為

何時もより早く東京を出ました。

おかげで展覧会を開催する事が出来ました。
しかし、この度ほど複雑な気持ちで展覧会を

向かえたことはありません。
こうやって、書を楽しんだり、篆刻を楽しんだり

この余裕は平和な社会があっての事と思います。
厚かましく、今こんな事を言うのはおかしいですが

この子供たちの光の文字を見て一人の方でも

気持ちがなごんで頂けたらこんな嬉しいことはありません。
私も阪神淡路大震災を経験し、お寺の庫裏客殿を建て替え

本堂を修復し復興に何年もかかりました。
映像でお寺のような屋根が流れているのを見ると

信じられない・・・是が現実なのかと目を疑いたくなりました。
早く被災に遭われた方々が復興されて

その町に又、新たな文化が築かれることを願うばかりです。

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